■Nikkon OPTIPHOTOの分解掃除・概説■
カビ・汚れなどはこの手順で清掃できます
破損すると部品入手が難しいので注意して下さい
生物顕微鏡 OPTIPHOTO 使用説明書 1987年03月
■OPTIPHOTOの分解掃除■

研究所・医大クラスで使用されています
大型の顕微鏡です(重たいので移動には不向き)



電源ケーブルを抜き、ハウジングを外します
コンセント形状がAC100Vと同じですが、DC電源です




フイルターは弱い接着で外れます、全部外し清掃します

コンデンサーレンズが露出しました




3眼筒を外し、接眼レンズを掃除します



対物レンズを外し、清掃します
この対物はレンズはBDで外枠が外せます
レンズは100%アルコールで清掃します


ステージを外し清掃します
アルコールで清掃後、少量のグリスをギアーに付けます


コンデンサを外し清掃します


取り付け金具を外します



コンデンサーレンズを外します





電源回路が露出します


しぼりを外します



電源トランスを横に出します
表面の白いものはアルミサビです
このトランスは発火する場合があり、サビがひどい時は、光源をLED化した方が安全です
顕微鏡光源LED化


プレートを外します


内部を清掃します
清掃完了

後は逆順に組み立てます
簡単に書きましたが
この顕微鏡の清掃は時間がかかります
もしトライする方は相応の覚悟でお願いします
以上
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